グランドチェロキー タフ&エレガントのさじ加減
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:望月 浩彦
世界中で今、ジープの販売が絶好調だ。2012年は欧州で29%増、アジア太平洋地域で94%増、南米で18%増、ラングラーとパトリオットが米国で過去最高の販売台数を記録。そしてここ日本でも、なんと58%もアップしているという。しかも、いちばん売れているモデルはラングラー。幌を取っ払った吹きっさらしの状態で走る姿が似合い、お世辞にも快適装備が充実しているとは言えない、ジープの代名詞的なワイルドなモデルだが、4ドアのアンリミテッドが登場してから爆発的に販売が伸びている。草食系男子が増殖中とはいえ、まだまだ日本男子にも、こうした骨のあるクルマを欲するDNAが存在する証のようである。
そんなジープの中では、かなりオンロード性能にも長けている万能モデルであり、日本では「オシャレ感度の高い人が乗るSUV」という印象も持つのがグランドチェロキーだ。ジープのフラッグシップではあるが、日本では入門モデルにもなっており、ランドクルーザーなど日本メーカーからの乗り換えが多いのも特徴だという。
新型グランドチェロキーの外観は、7スロットグリルなど伝統を受け継ぎながらも、すべてがモダンで堂々としたスタイリング。デザイナーをメルセデス・ベンツから迎えており、そのせいかプレミアム感も先代より大きくアップしていると感じる。ヘッドライトとテールライトにはLEDが輝き、平面と抑揚のあるラインを的確にバランスさせたボディは、タフさとエレガントさを絶妙なさじ加減で伝えてくる。4.8m超えの全長、1.9m超えの全幅は日本では大きな部類に入るサイズだが、乗ってみると案外それを感じさせないのがグランドチェロキーだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
夢のように走った「RR」 3台のワークス・シュコダ 130/フェイバリット/120 ラピッド(2) クラス優勝の常連
東欧の「ポルシェ」 刺激的だった廉価ブランドのRR シュコダ130/フェイバリット/120 ラピッド(1)
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
ホンダ、新エアロにより最高速は向上も残る課題。新エンジン投入はサマーブレイク後の見込み/第7戦イタリアGP
ザ・ニッポンの高級車の進化──新型トヨタ・クラウン・クロスオーバー試乗記
トヨタの豊田章男会長、不正発覚で陳謝 「間違いをした時は一度立ち止まる」 認証プロセス管理の仕組みは年内に構築
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?